ライウェイベイベー

筋トレ・ボディメイクやお金の話など、暮らしに役立つ情報を発信するブログ

【ボディメイク】脱ダイエット初心者!糖質制限ダイエット編

糖質制限ダイエットとは何か

糖質制限ダイエットとは、三大栄養素の炭水化物摂取量を減らして行うダイエット手法のことです。

炭水化物は食物繊維と糖質からできており、食物繊維は吸収されずに体外へ排出されますが、糖質はエネルギー源として体内に吸収されてブドウ糖まで分解されます。

ブドウ糖は血中を流れて肝臓にエネルギー源として蓄えられます。余ったブドウ糖はそのまま血中を流れます。

この時のブドウ糖の濃度が血糖値と呼ばれており、血糖値が急激に上昇すると、インスリンが分泌され血糖値を下げようとします。

インスリンはブドウ糖を筋肉に蓄える他に、中性脂肪としてエネルギーを蓄える性質があります。

糖質制限ダイエットとは、炭水化物の摂取量を減らして相対的に摂取カロリーを減らすと共に、インスリンの働きを抑えることで新たに脂肪が合成されることを防ぐことができるダイエット手法です。

糖質制限ダイエットとケトジェニックダイエット

糖質制限ダイエットでは、白米やパスタなどの炭水化物の摂取量を極力減らし、タンパク質と脂質からエネルギーを摂取する事で実現します。

自身の消費カロリーや摂取カロリーを加味して、炭水化物の摂取量を減らせば糖質制限ダイエットを行っていると言えますが、よりダイエットの効果を向上させるためには、ケトジェニックダイエットと呼ばれる方法を採用することがお勧めです。

身体が栄養源として利用できる成分には、ブドウ糖の他にケトン体と呼ばれる成分があります。ケトン体とは脂肪酸とアミノ酸の代謝物であり、筋肉や様々な臓器で利用するとができるエネルギー源です。

但しケトン体は体内のブドウ糖が枯渇している状態でなければ、生成/利用されないエネルギー源です。ケトジェニックダイエットでは、糖質制限により体内のブドウ糖を枯渇状態(ケトーシス)にする事で、ケトン体を生成/利用するダイエット方法です。

糖質を摂取しない事によりインスリンの分泌を防ぎ、新たな脂肪を作り込まないようにし、摂取カロリーも相対的に減らす事で体脂肪の分解を促すことができます。

ケトジェニックダイエットに関する疑問と回答

これまで炭水化物の摂取を日常的に行っているともいますが、ダイエットのために明日から炭水化物の摂取量を極端に減らすとなると少し抵抗があると思います。私がケトジェニックダイエットについて調査する中で疑問に思ったことを以下にまとめますので、良ければ参考にしてください

脳の栄養源として糖質は摂取しなくても大丈夫か?

ケトン体は細胞内のミトコンドリアで代謝されます。脳や心臓などの各種臓器にもミトコンドリアは存在しています。そのため、糖質の摂取量を減らしても問題ありません。

尚、糖質を摂取しなくとも身体には糖新生という経路があり、体内でアミノ酸から糖質を作り出すことが可能です。

そのため、外部から糖質を摂取しなくとも、体内で生成することが可能です。但し、ケトジェニックダイエット中であっても、完全に糖質を除去するのではなく、少量は摂取すべきと考えます。

ケトン体はどの様にエネルギーとして利用されるのか?

私たちが筋肉を動かしたりする際に消費されるエネルギー源はアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる成分です。

これは通常であれば、ブドウ糖の代謝により生成されて、各種臓器と筋肉で利用されます。

ケトジェニックダイエット中は、糖質が枯渇状態にあるため、糖質の代謝によるATPの生成は期待できませんが、この場合は脂肪酸の代謝によりATPが生成されます。

つまり、糖質もケトン体も行き着く先はATPであり違いはありません。

まとめ

糖質制限ダイエットは血糖値の上昇によるインスリンの働きを抑えられるため、脂肪が合成されず、効率的にダイエットを進めることができます。

糖質制限によってケトジェニックダイエットを行う場合は、糖質の摂取量を減らしてケトン体が分泌されるようにコントロールする必要があります。

そのため、摂取カロリーだけでなく、三大栄養素もしっかりと記録する習慣を身につけましょう。次回はケトジェニックダイエットの実践編を紹介します。