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【ボディメイク】脱ダイエット初心者!ダイエットのメカニズム(上級者編)

脱ダイエット初心者

前回の記事を見てくれて今回の記事も見ていくれているダイエット初心者の方は、日々の消費カロリーや摂取カロリーをメモするなどして、食生活に関する意識を変えて行こうとする強い意志のある方だと思います。

今回の記事では、さらに上級者向けのダイエット方法を紹介していきます。

上級者向けのダイエットでは、より厳しいカロリー制限であったり、摂取カロリーだけでなく、炭水化物の摂取量やタンパク質の摂取量などにも気を使って行く必要があります。気に入ったものがあれば実践してみてください。

もし今回紹介する方法が難しい場合は、無理せずカロリー制限ダイエットを実践してみてください。

それでは、ダイエット手法を紹介する前に、先ずはダイエットのメカニズムをおさらいに加えて、より詳細なメカニズムを説明します。

ダイエットのメカニズム(上級者編)

三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物は「炭水化物>脂質>タンパク質」の順に、体内でエネルギーとして活用されます。

炭水化物は食物繊維と糖質でできており、この糖質が最も体内で利用しやすいエネルギー源です。

食物繊維は体内で吸収されずに排出されてしまいますが、糖質は体内で単糖質のブドウ糖(グルコース)まで分解された後に吸収されて血液に溶け込みます。

ブドウ糖はその後、血液中を移動して肝臓に運ばれグリコーゲンと呼ばれるエネルギー源として貯蔵されます。肝臓で貯蔵できるグリコーゲンには上限があり、貯蔵しきれなかった分は血中に戻ります。

この血中に戻ったブドウ糖は即座に体を動かすエネルギーとして活用されます。また、この時の血中のブドウ糖の濃度を血糖値と呼びます。

血糖値が上昇すると肝臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げるために血中のブドウ糖をグリコーゲンとして筋肉にも貯蔵します。

筋肉に取り込まれたグリコーゲンを肝臓のグリコーゲンと区別して、筋グリコーゲンと呼びます。また、インスリンは筋グリコーゲンの貯蔵だけでなく、中性脂肪としてもエネルギーを蓄えます。

これが、体に脂肪がつく原因です。運動などを行うことによって血中のブドウ糖がエネルギー源として消費され、体内の血糖値が下がると肝臓や筋肉で蓄えられたグリコーゲンが放出され、それらをエネルギー源として利用します。

グリコーゲンを全て使い切ると、筋肉をアミノ酸に分解、または脂肪を分解してエネルギー源に利用します。この脂肪の分解により、体脂肪が減少します。

これがダイエットのメカニズムです。簡単に要点をまとめると以下の通りです。

  • 太る要因
    • 炭水化物を摂取すると血糖値が上昇する
    • 血糖値が上昇するとインスリンが分泌される
    • インスリンによって脂肪が蓄えられる
  • 痩せる要因
    • 血中のエネルギー源(ブドウ糖)を消費して血糖値を下げる
    • 血糖値が下がると肝臓や筋肉からエネルギー源が放出される
    • 放出されたエネルギー源を消費すると筋肉と脂肪が分解される

インスリンに蓄えられた脂肪は1kgで7,200kcalのエネルギー源を持つとされており、1kg痩せるのに7,200kcalを消費する必要があると言われている根拠になります。

但し、実際に7,200kcal消費したとしても、血糖値の度合いによっては脂肪が上手く燃焼されない可能性があります。

そのため、消費カロリーだけでなく、糖質の量も意識する必要があります。この糖質の量を意識してダイエットする方法は一般的に、糖質制限ダイエット、ローカーボダイエット、ケトジェニックダイエットと呼ばれています。

他にもローファットダイエットやベリーローカロリーダイエットなどの様々な手法があるため、次回以降の記事で説明したいと思います。

まとめ

ダイエットを行う上で、自身の摂取カロリーを記録することが非常に重要です。まずは、摂取カロリーをメモする習慣を身につけましょう。

但し、必ずしも「消費カロリー>摂取カロリー」としても体重が減少する訳ではありません。

糖質によるインスリンの働きを意識しながら、食事を行うと共に、消費カロリーだけではなく三大栄養素(PFC)の摂取量も記録する習慣を身につけ、難しいけどより効率的なダイエット方法を実践していきましょう。